ジェームスキャメロンによって創り出された『アバター(AVATOR)』(2009)は全世界を3Dに引き込んだといってもよいだろう。それまでも3D立体映画、3Dテレビの話題はあった。一時期は3D対応のテレビが量販店に溢れ、みんながメガネをかけながら見ていた。BS11では週に一度3Dの番組が放映されていた。そんな中、鳴り物入りでやってきたのが『アバター』だった。公開の2か月前に川崎のアイマックス劇場での特別試写にいった時、初めはこの青い生物は何だと戸惑いも隠せなかった。だが、パフォーマンスキャプチャーによって忠実に再現された感情の表現や映像の美しさに引き込まれていったことを鮮明に記憶している。もう一度、『アバター』を見ることで当時のクリエイターたちの思いを思い出してみよう。
4K UHD本編予告
Avatar Scenes Without CGI
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