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TVドラマ『放課後カルテ』子どもと大人の目線で丁寧に描く良質なドラマ。最近なかなかお目にかかれない良質のテレビドラマ。 『放課後カルテ』は日生マユによる日本の漫画。子供達の未来を守る最後の砦たる保健室を舞台に、ある小学校に赴任した仏頂面の学校医が、類稀なる観察眼で異変を見抜き子供達と父兄を... -
フジテレビ『PICU 小児集中治療室』(2022) こんなにも良質なドラマがまだテレビには作ることが出来る。そう思わせてくれる悲しい切ない母息子の物語https://youtu.be/Qfe3c0NoVlY 脚本 – 倉光泰子 演出 – 平野眞、相沢秀幸、阿部雅和 音楽 – 眞鍋昭大 主題歌 – 中島みゆき「俱ともに」(... -
『エルピス-希望、あるいは災い-』(2023) 冤罪をテーマにしたドラマのようで実はメディアの裏を鋭く深くえぐる作品プロデュース 佐野亜裕美、稲垣 護 演出 大根 仁、下田彦太、二宮孝平、北野 隆 制作協力 ギークピクチュアズ ギークサイト 制作著作 カンテレ -
NETFLIXドラマ『新聞記者』(2022) 日本的”個人と組織”に横たわる問題を浮き彫りにする?NETFLIXドラマ『新聞記者』が1月13日から全世界独占配信。 東京新聞社会部の望月衣塑子記者のジャーナリストとしての姿勢をモチーフにした新作ドラマ。 森友文書改ざん事件をモチーフにした社会派ドラマ。ここまでは良いが、... -
Abemaオリジナル連続ドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」(2021) 2018年スタートの続編。野村周平主演。硬派な成り上がりビジネスドラマ2018年AbemaTV開局2周年記念の前作から3年、続編として配信がスタート。前作三浦翔平らも出演、若手に現実の厳しさやビジネスの楽しさを示す存在に。コロナ禍で仕事への価値観が多様化している中で、仕事(人生)に熱狂する... -
ドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』カンテレが始めた新しい感覚ドラマ。脚本は坂元裕二、プロデュースはカンテレに移籍した佐野亜裕美の大傑作。こういう新感覚ドラマをもっと生み出せないとテレビドラマの次はない!今季のテレビドラマでもしかしたら1番面白いかもしれないドラマがこれ。新しい感覚で作られたドラマだ。 だって、主人公の松たか子が毎回、カメラ目線で『大豆田とわ子と3人の元夫』とコールするドラマってある? ちょっとコミカルで... -
ILM『マンダロリアン』(2020)に見るバーチャルプロダクションという新しいスタジオ撮影の基準 HDR LEDスクリーンプロセス+UNREALヴァーチャルセットの組み合わせ。これがスタジオセットのスタンダードになるかもしれない古くはスクリーンプロセスと呼ばれたリアプロジェクション、フロントプロジェクションを用いた生合成の手法が、ブルーやグリーンを用いたクロマキー合成やデプスカメラを用いたリアルタイム合成に進化してきた。しかしここにきて全く新し... -
Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』(2020) VFXメイキング公開。渋谷スクランブル無人シーンは足利オープンセットで撮影ハリウッド級のスケールでお届けするスリル満点のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』は、12月10日 (木) より独占配信スタート! 山﨑賢人 、土屋太鳳をはじめとする群像劇を彩る豪華キャスト 原作 麻生羽... -
「ヤフー!ニュース」連載中のコラム『脚本家・大石静が『知らなくていいコト』で示した、「不倫報道」への違和感!?』ドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系・毎週水曜よる10時)本作は、有能な週刊誌記者・真壁ケイト(吉高由里子)のシビアな日々を、自身の父親が殺人犯かもしれない秘密と共に追う物語。 文春砲と呼ばれる過激報道のネタを少し... -
映画「宮本から君へ」(2019) ドラマから映画へ。その壮絶な進化を遂げた壮絶なキャラクターたちの物語。テレビドラマは2018年4月期テレビ東京で放送され、宮本が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いたサラリーマン編が描かれた。 映画版は、宮本とヒロインの靖子を中心としたストーリーで、2人が“究極の愛の試練”を克服していく姿... -
ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(2019)。OPタイトルは秀逸!演出はOK GO,星野源やPerfumeのPVを手掛ける関和亮。トーンも映画的な質感になっている。 「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(03:15~) オープニング主題曲はmilet「inside you」 タイトル... -
第30回フジテレビヤングシナリオ大賞『ココア』(2019) 14歳女子中学生脚本家の誕生!思春期のナイーブなストーリーが共感を呼ぶ坂元裕二さんや野島伸司さん、浅野妙子さんらを輩出した歴史ある「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」は14歳女子中学生脚本『ココア』を選出し、ドラマ化された。3人の女子高生のオムニバスストーリー。自殺、離婚、いじめを描く... -
【漫画】『深夜のダメ恋図鑑』第1巻~3巻 毒のある女たちの本音が面白い?いや怖い!題名に魅せられて中をめくるとなかなか毒のある女たちの本音が面白くもあり、ぐさりと刺さるところもあり、決して本当の本音ではないにしろそこが笑えるのかもしれない。「プチコミック」(小学館)で連載中の人気コミック。『このマンガ... -
「国際ドラマフェスティバル in TOKYO」(2007創設) 日本のテレビ番組の海外発信を推進する『アジア各国が国策的にテレビ番組に対する援助を行うとともに、この種の国際コンテストやアウォードを展開し、 コンテンツ流通の促進を図っていることがあり、この面では、日本は大きく出遅れていると言わざるを得ない状況』(概要より... -
CXドラマ『グッド・ドクター』(2018)オリジナル韓国ドラマを超えた!?山﨑賢人の好演が光るフジテレビ原作は韓国KBSのドラマだ。最近ありがちな漫画や小説ではない。ただし、ドラマ制作としてのやりにくさもあったと思う。それを見事に払拭して全く新しいドラマストーリーを作り上げている。 原作の人並み外れた記憶力や空間... -
金10NHKドラマ『透明なゆりかご』(2018)沖田×華の漫画原作。脚本『コードブルー』安達奈緒子。出産、中絶や死産という産婦人科の“影”を描く。小手先な見せ方をしない地味で良質なドラマ!!久しぶりにNHKでドラマを見た。これがなかなか地味目なんだけど良い良い。 原作は累計325万部超、20~30代の女性を中心に圧倒的な共感を呼んでいる、沖田×華さんの同名漫画作品をドラマ化。 脚本は、NHK総合で初執筆とな... -
ドラマ『夕凪の街桜の国2018』(2018)NHK広島放送局開局90周年。『この世界の片隅に』などで知られる漫画家・こうの史代氏原作。8/6(月)総合テレビで『この世界の片隅に』などで知られる漫画家・こうの史代氏が 2004年に発表した『夕凪の街 桜の国』。日常生活をユーモアあふれる素朴なタッチで描きながらも、原爆に翻弄された女性と家族のひたむきに生きる姿が胸を打つ物語 公式... -
2018年夏7-9月期ドラマ『サバイバル・ウェディング』で決まり。あの『のだめカンタービレ』衛藤凛脚本が小気味良いテンポ感で冴え渡る日本テレビの土10ドラマ『サバイバル・ウェディング』。出版社勤務のアラサー29歳のOL女子が寿退社翌日に婚約破棄の末、復職し半年以内に結婚しないと出版社を解雇されるというファッションブランドのマーケティング戦略を取り入れ... -
カネボウ『suisai』(2017)(2018)Web短篇ドラマ。監督は、映画『溺れるナイフ』などの新星、山戸結希。カネボウ化粧品のスキンケアシリーズ「suisai(スイサイ)」、新木優子出演のWEBドラマ春篇公開。脚本・監督は、映画「溺れるナイフ」などの新星、山戸結希。主演は新木優子、清原翔、他。 2017年 第1弾 メイキング ... -
ドラマ25『宮本から君へ』(2018)やっぱりこういうドラマが好きだ!新鋭の真利子哲也監督、主演池松壮亮、他出演者たちの好演が光る。なんだかんだ温めのドラマが主流の中でこれだけ熱いドラマは久々な感じ。とは言っても暑苦しいのではなく、梅雨時の蒸し蒸し感くらいの非常にリアルなドラマだ。主演の池松壮亮は素晴らしい。主人公宮本浩を本当に演じきっている。他の共...
