【BOOK紹介】「映画を撮った35の言葉たち」映画人たちの珠玉のメッセージを酒の肴に。

チャップリン、グリフィス、溝口健二、黒澤明、ヒッチコック、イーストウッド、コッポラなど映画監督たちの35の言葉が映画作りの真髄を語る。

本の帯は『言葉を通して、映画を見よう』

映画人たちが揶揄や皮肉を、そして本音で映画や芸術を語ったひと言、その背景や意味を解説してくれている。気軽に読める、そして心に残る言葉が並ぶ。

解説はここではしない。ひとつだけ紹介しておく。敬愛する小津安二郎監督の言葉でもあり、私も好きな言葉だ。

「なんでもないことは流行に従う、重大なことは道徳に従う。芸術のことは、自分に従う。」

すごく、大胆な言葉だがその奥にある矜持の奥深さを感じる。ぜひ、言葉の意味を味わって欲しい。可愛い挿絵のしおりも付いています。

こんな時には少し贅沢にラムで乾杯! エルドラ15年もの