KAGAYA、タイムラプスHDRとCGを駆使ドーム4K映像『富士の星暦』(2014)

KAGAYA Studioは、2006年にプラネタリウムドーム4K映像『銀河鉄道の夜』発表、公開されるや今までに観客動員者数100万人を誇る世界的な大ヒットとなりました。2011年には、『スターリー・テイルズ 星座は時をこえて』を公開、そして今年2月に最新作『富士の星暦』が公開されました。

ドーム4K映像『富士の星暦』は、四季の富士を100昼夜かけて撮影された30万枚の写真から生み出された作品です。富士山の美しい瞬間をタイムラプス撮影し。それを後処理としてAfter EffectsでHDR合成するという気の遠くなるようなプロセスを経て完成させています。
タイムラプス撮影とは、間欠撮影、微速度撮影などと呼ばれ、数秒から数十秒間隔で連続的に撮影したものをムービーにしたもので、早送りしたように見える撮影方法のことです。
今回のドーム4K映像は、これまでのフルCGの作品とは異なりほとんどが実際に実写で撮影されたもの。CGソフトはCINEMA4Dが使用され、主に再現映像や解説映像として使われており、6kの解像度(プラネタリウム上映は4kに変換)で制作されています。息を飲むような映像をぜひ大きなドームで体験したいものです。

KAGAYA Studio公式サイト
http://www.kagayastudio.com/fuji/
MAXON公式サイト KAGAYA STUDIO 『富士の星暦』
http://www.maxon.net/ja/news/singleview-default/article/kagaya-studio.html
コニカミノルタプラネタリウム
http://www.planetarium.konicaminolta.jp/