カメラマッピングというのは、CGの表現の中でも一番オーソドックスな表現にひとつです。
かつては、マットペインティングと言われたカメラの前のガラスに描かれていました。それまでのマット画は2次元であるが故、三次元的なカメラワークの前ではなかなか表現することが難しかったです。
その手法をCGに置き換えた先駆者は上杉裕世というマットペイントアーチストです。
『フックThe Hook』(1991) スティーブン・スピルバーグ監督
彼は当時Electric ImageというCGソフト上でカメラマッピングの手法を用いて自ら描いたマット画を3次元ジオメトリーにマッピングしてみせました。