カメラマッピングというのは、CGの表現の中でも一番オーソドックスな表現にひとつです。
かつては、マットペインティングと言われたカメラの前のガラスに描かれていました。それまでのマット画は2次元であるが故、三次元的なカメラワークの前ではなかなか表現することが難しかったです。
その手法をCGに置き換えた先駆者は上杉裕世というマットペイントアーチストです。
『フックThe Hook』(1991) スティーブン・スピルバーグ監督
彼は当時Electric ImageというCGソフト上でカメラマッピングの手法を用いて自ら描いたマット画を3次元ジオメトリーにマッピングしてみせました。
シネマ速報
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驚くべきマットペイントの世界
名作映画に使用されたマットペイントの画像を紹介します。CGとは一味違うマットペイントの世界は惚れ惚れしますね…。マットペイント(matte paint)はSFXのひとつで、実写映像と背景画を合成する技術のこと。または、その描かれた背景。マットペイントを描く人間をマットペインターと呼ぶ。有名なマットペインターにはピーター・エレンショウ、ハリソン・エレンショウ、マイケル・パングラジオ、渡辺善夫、上杉裕世らがいる。Wikipediaベン・ハー(1959) 市民ケーン(1941)コルディッツ物語<未>(1955)ディック・ト...