やっぱり『La La Land』が好き!

2017年はミュージカルの年。アカデミー賞は、作品賞が世紀の大どんでん返しで『ムーンライト』が獲ったけど、今年はやっぱりミュージカルが好き、しかも往年のハリウッド黄金期のような華やかなテイストのミュージカル、恋愛や男女の色恋いの駆け引き、人生などを散りばめて観客をハラハラドキドキ、涙、涙で埋め尽くす。

まずは、トレイラー(予告篇)から

まあ、前作の『セッション(Whiplash)』(2014)の監督デミアン・チャゼルと言われれば、おのずと興味はそそられます。

予告を見てまず思い浮かべたのはフランシス・フォード・コッポラ監督の『ワン・フロム・ザ・ハート:One from the Heart』(1982)です。ドラマとミュージカルが交互に行き交う手法はまさにそのまま。

さて、『La La Land』のオープニングは、いきなりミュージカルで始まります。映画の内容を話しながら、観客を「さあ、これから見る映画はみんなで一緒に楽しむ映画だよ、だからみんなもこっちへおいでよ」と誘っているようです。もう感情移入するも何もなく、観客は映画の世界へ吸い込まれてしまいます、たった一曲で。
映像は、リハーサルを兼ねて監督自らiPhoneを使って冒頭のワンシーンワンカットのカメラワークを実演しています。実際の映画シーンも出てきます。

とにかく耳に残る音楽とダンス、ピアノソロ、スローバラード、アップテンポと続きます。
前半の主人公が同居する女友達とパーティに繰り出すシーン、外はマジックアワーと呼ばれる陽が沈んだ直後の20分間ほどの空の色が美しく撮影できる時間を狙っています。

パーティでのどんちゃん騒ぎのシーン

偶然また出会った二人が、駐車したはずの車を探しながら踊りだす、天文台があるグリフィスパークでのシーン。こちらもマジックアワー狙い。先ほどのシーンよりも空の色が綺麗です。

そして前哨戦だったゴールデングローブ賞の表彰式のオープニングは、まさにパロディで始まるということに

そして、本命のアカデミー賞の作品賞の発表では、あ、らら!発表を間違えるというハプニングも

でも、何があっても私たちはミュージカルが大好き、『La La Land』が好きなんだよね。
過去のハリウッド黄金期ののミュージカルからインスパイアされたと思われるシーンを

今度はぜひミュージカル映画特集を組もうかな。